NASにアクセスできない

Windows 20H2 バージョンのバグで起こっている、資格情報マネージャーの不具合情報

※確認中の不確定情報です ・・・ と言いつつ、放置状態になっていました(^_^;)

 

 

まだ、正式な確認にいたってはないのですが、ネットワークドライブを設定しているパソコンで、ある日、突然に、ネットワークドライブに接続できなくなる現象を確認しています。

いずれも、Windows 10 20H2 バージョンのパソコンでの事例です。

 

ネットワークドライブの設定を、一度削除して、再設定し直すとアクセス可能になりますが、再起動してしまうと、また、ネットワークドライブに接続できなくなってしまいます。

 

以下で説明している「SMB 1.0/CIFS クライアント」の対処法では解決しない事例を確認しています。

 

ネットワークドライブに接続する際の、パスワードを求められたり、「別なユーザー・・・」などのエラーメッセージが表示されたりするようです。

 

「資格情報マネージャー」から、Windows 資格情報を確認して、該当の資格情報を、編集・削除しても、再起動後に元に戻ってしまうことから、資格情報マネージャーの不具合の可能性を疑ってます。

 

 

応急対策として ・・・

ネットワークドライブ設定を解除して、NASのネットワークアドレスを直接入力すれば、目的のフォルダを開けます。

(例 192.168.0.100 -> \\192.168.0.100 、 NAS名が、NAS100 -> \\NAS100

目的のフォルダのショートカットを、ディスクトップに置いて使用します。

アプリの設定で、通常の保存先に指定されている場合は、設定の変更と、アプリを起動する前に、あらかじめ該当するフォルダのショートカットをクリックして、開く必要があります。

 

Windows 10 で、古いNASにアクセス出来ない場合に確認したい項目

 

Windows 10 新バージョン1803 にアップデートした後に、NASにアクセス出来なくなる事例が多いようです。

 

コントロールパネルから、プログラムを選択

Windowsの機能・・・を選択

「SMB 1.0/CIFS クライアント」だけにチェックを入れて「OK」を押す

2020年3月 追記

とつぜん、NASにアクセス出来なくなったPCを確認する機会が有りました。

同じ機種、同じOS(Windows 10 Pro) で、10台中 3台に症状でした。

予想通り 「SMB 1.0/CIFS クライアント」のチュックが外れていました。

なぜ勝手に、チュックが外れたのか直ぐにわかりました。

以前は無かった、「SMB 1.0/CIFS 自動削除」の機能がいつの間にか盛り込まれていました。

ここにチュックが入っていると、一定期間、NASにアクセスしないと自動的に削除されるという仕掛けですので、ここの機能はとりあえず無効にしておきましょう。

 

SMB には、バージョンが有り、以下のようになっています。

・Windows 2000,XP ・・・ SMB 1.0

・Windows Vista  ・・・ SMB 2.0

・Windows 7    ・・・ SMB 2.1

・Windows 10    ・・・ SMB 3.11

 

このうち、既にサポートが終了している SMB 1.0は、脆弱性が多く報告されているため、Microsoftでは積極的に無効化したい狙いがあるようです。

 

※上記の解決方法は一時しのぎに過ぎません。 早急に、NASで公開しているフォルダのログイン制限を見直し、適切に設定管理することを推奨します。

もう一つの情報・・・Windows の既定で無効になっている SMB2 のゲスト アクセス

Microsoftサイト参照・・・https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4046019/guest-access-in-smb2-disabled-by-default-in-windows-10-and-windows-ser

 

Microsoft の情報によると、NASへ接続出来なくなる原因は、WindowsのFall Creators Update(バージョン1709)のセキュリティ強化によるものです。

これは、SMB1.0 の無効化の他に、ゲスト ログオンを既定で無効にします。

アクセス制限を掛けずに運用している、NASフォルダーや、共有フォルダーへのアクセスを禁止しています。

Microsoftの説明を引用「組織のセキュリティ ポリシーが認証されていないゲスト アクセスをブロックするため、この共有フォルダーにアクセスすることはできません。 これらのポリシーは、ネットワーク上の安全でないデバイスや悪意のあるデバイスから PC を保護するのに役立ちます。」

 

解決方法

安全でないゲスト アクセスを有効にする場合は、次のグループ ポリシー設定を構成できます。

Computer configuration\administrative templates\network\Lanman Workstation

「安全でないゲスト ログオンを有効にする」 レジストリの変更が必要です。

 注)安全でないゲスト ログオンを有効にすると、Windows クライアントのセキュリティが低下します。 

※危険性を十分理解した上で、設定しましょう。

※上記の解決方法は一時しのぎに過ぎません。 早急に、NASで公開しているフォルダのアクセス制限を見直し、適切に設定管理することを推奨します。

さらに~

SMB1.0の確認

sc.exe qc lanmanworkstation

 

DEPENDENCIES       : Bowser

                   : MRxSmb10 <- 記載されていればOK!

                   : MRxSmb20

                   : NSI

 

記載されていない場合は以下を実行

 

sc.exe config lanmanworkstation depend= bowser/mrxsmb10/mrxsmb20/nsi

sc.exe config mrxsmb10 start=auto

 

 

もう一度確認する

sc.exe qc lanmanworkstation

編集待ち ・・・ nas 資格情報 求められる

 

対処1

 

ネットワーク資格情報を求められたら、ユーザー名とパスワードの双方に、nobody 

 

 

対処2

 

スタート>設定>ネットワークとインターネット>共有オプション とクリック

 

ネットワーク探索>ネットワーク探索を有効にする にチェック>変更の保存 をクリックする。

 

 

対処3

 

ユーザー名に接続先のコンピュータ名を追加して入力する

 

ユーザー名:「接続先のコンピュータ名\ユーザー名」と入力します。

入力例: コンピュータ名が「pc001」、ユーザー名が「admin2」だった場合は、「pc001\admin2」と入力します。

パスワード: そのまま正しいパスワードを入力します。

 

 

対処4 PIN入力をパスワード入力に変更する

 

 

対処5 Windows資格情報に認証情報を追加する

検索用:#NASにアクセスできない,#SMB 1.0/CIFS クライアント,#SMB 1.0/CIFS 自動削除,#SMB2 のゲスト アクセス,#SMB1.0の確認,sc.exe qc lanmanworkstation,

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